スパム

東雲です。

私が管理している「自動車保険」のサイトへの海外からの超絶大量スパムリンクが止まりません。今サチコを見てみたら軽くこんな感じ。

大量のスパムリンク(サーチコンソールの画面)

頭おかしいwww

もうどうにもならんという事で、海外からのアクセスを遮断しました。

そこで、上記のようなスパムへの対策方法であったり、彼らの目的、海外からのアクセスを遮断する時に考慮した方が良い事項などをまとめてみたいと思います。

海外からの大量スパムリンクの種類

種類として、私が確認しているのは以下の2つかな?

  1. サイトリンクリファラースパム
  2. ネガティブSEO目的

他にもあるのかもしれませんし、ないのかもしれませんが私が認識しているのはコレくらい。

サイトリンクリファラースパムってのは、以前書いた記事の中の「完全コピーサイト・ほぼ完全コピーサイト」に当たるものです。

より詳しくは下記の記事などが参考になります。

ちらうら: ECサイト+αのコピースパム考察

ネガティブSEO目的というのは、まぁその名の通り順位を落としたい場合にクソリンクを大量に送ってこられる場合。今回私が困ってるのは多分こっち。

スパムリンクを送ってくるやつの目的は?

サイトリンクリファラースパムは基本アナリティクスのリファラースパムみたいなのもので、サチコの被リンク情報に該当サイトが出てくるようにあくどい事をすることで、ECサイト等へ誘導するのが目的な事が多いです。

しかし、中には全く意味のない愉快犯的な物もあるので、正直よくわかりません。

ネガティブSEOに関しては、もうそりゃ対象サイトを下げたいからです。

正直、なぜ対象になるのか?なぜこんな事をするのか?は分かりません。

一般的な対処方法をツラツラと並べる

以上見てきたように、稀にサチコで大量な被リンクが認識される事があります。

再掲。

大量のスパムリンク(サーチコンソールの画面)

ちょっと笑えない。

では、このように意図しない大量のリンクを付けられてしまった場合にどうすればいいのか?

対処方法は

  • ①スパムレポートを送る
  • ②リンク否認を行う
  • ③DMCA侵害を行う(完全にコピーされている場合)
  • ④コピーサイトの撲滅に尽力する
  • ⑤海外サイトからのアクセスを遮断する

くらいでしょうか。

①スパムレポートを送る(それ以外は無視する)

このようなスパムを発見したら、まずやるべきことは「スパムレポート」を送ることです。

これはGoogleウェブマスターフォーラムでSEOの巨匠たちがこぞって言っております。

スパム報告は下記より。

Search Console – ウェブスパムが見つかりましたか?
Google ウェブマスター向け公式ブログ: ウェブスパムを見つけたら、Google にご連絡を

なお、こういうスパム関連のドメインに関してはGoogleも把握しているので、仮にリンクを付けられたとしても原則として“無視”でOKというのが巨匠達の共通見解です。(スパムレポートは当然送るとしてです)。

とはいえ、無視していると順位が下落する可能性も当然あります。私も実際それで順位下がりましたし。

②リンク否認を行う

ウェブマスターフォーラムを見ていると、こういうスパムリンクに関しては、Google社員でさえ“気になるならリンク否認をやってもいいかも”くらいのノリです。

ウェブマスターフォーラムの雄”ダブル鈴木“(Kenichi Suzuki; 鈴木謙一(@suzukik)さん | Twitterはるか(@haruka_pigg)さん | Twitter)も基本的にはそういう見解。

でも、個人的にはこういうスパムリンクが出てきたら、リンク否認しといた方が良いと思います。

スパムレポートを送ることで「このドメインはだめなやつですよ!」という意思表示は出来ますが、リンク否認で更に意思表示しとかないとダメだと思います(自分はコイツラとは関係ないよ!っていう意思表示)。

リンク否認ツールの使い方に関しては下記記事を参照して下さい。

リンク否認ツールの使い方と否認ファイルの作り方・書き方・提出方法のまとめ | 【東雲】アフィリエイト実践論

③DMCA侵害を行う(完全にコピーされている場合)

サイトを完コピされているのであれば、DCMA侵害もしといた方が良いです。これも先ほどの意思表示と被りますが。

著作権侵害による削除 – Google

個人的には、サイトを完コピされた場合にはDCMA侵害は必須かなと思います。

④コピーサイトの撲滅に尽力する

あと、コピーサイトを抹消することができるのであれば、コピーサイトの撲滅に尽力した方がいいかなと思います。

私は「リンク否認&DCMA侵害」のコンボで対処していたサイトが順位下落に憂き目にあいました。

おそらく、コピースパムサイトのドメインの方が権威性が高く、そちらがオリジナルだと判断されてしまったのでしょう。その時の流れややり方は下記記事を参照して下さい。

サイトがリアルタイムで完全コピー(ミラーリング)されたので対処した方法 | 【東雲】アフィリエイト実践論

実際、コピーサイトを404エラーにしたら、手持ちサイトの順位は戻りました(消してから2週間くらいで戻りました。)

⑤海外からのアクセスを遮断する

出来る限り「④コピーサイトの撲滅に尽力する」をやるべきなのですが、狙われたら最後。スパムリンクは大量に増えていきます。

その場合は、最終手段として海外IPからのアクセスを遮断した方が良いかなと思います。

大量スパムリンクは基本海外経由で自動でリンクを増やしているはずなので、アクセスを遮断すればそれ以上気持ち悪いリンクは増えないはず。

逆に日本のIP?サーバーを経由してミラーリングとかしてたら、サーバー会社等々に問い合わせれば犯人は分かると思います。でも、普通そんな分かりやすいことしないので、基本海外通します。

今回私が取った手法がコレです。

私が海外サイトのアクセスを遮断した方法

今回参考にした記事はこちら。

海外からのアクセスを制限する方法 | ヘテムルブログ
.htaccessで海外からのアクセスを拒否する方法 | webledge
あなたのサイトは大丈夫?海外からのアクセスを拒否する最も簡単な方法

いずれもhtaccessで日本国内のIPアドレスからだけアクセスを許可する方法。(そもそも私の技術レベルではhtaccessイジるくらいしか無理)

なおGoogleやbingのbotも海外経由ですから、コレは遮断してはいけません。その辺のやり方も上記記事に書かれているので、そちらを参照して下さい。

技術の高い人は下記記事に載っている方法なんかも試してみると良いかもです。私にはよくわかりませんが。

Webアクセスを日本国内に制限する4つの方法 – Qiita

以下は自分用のメモ。悪さをしているドメインあるいは国が特定出来ているのであれば、WordPressならプラグインで対処しても良いかも。

ヤツには見せない!特定の国を指定してアクセスをブロックできるWordPressプラグイン

海外からのアクセスを遮断する時に考慮した方が良いこと

海外からのアクセスを遮断する時に気をつけた方が良いこと・・・私なりに天秤にかけた事を紹介すると以下の三点です。

  1. 海外からのアクセスがあるかどうか?
  2. リンク否認やDMCA侵害を行う手間はどうか
  3. サイトの順位は絶対に落ちないといい切れるか

の三点。

以下、少しだけ詳しく言及してきます。

海外からのアクセスがあるかどうか

私の今回のサイトの場合には、一応海外からのアクセスも少ないながらもあるし、海外からのナチュラルリンクも1個だけですがありました。

少ないながらも(恐らく)海外在住の日本の方が見てくれているという事実はありましたが、アクセス解析を見るとセッションの99.4%は日本からでした。

アクセス解析(日本からの割合)

遮断してしまってもそこまで大きな影響は無さそうですよね。

なので、完全に日本向けのサイトなのであれば、海外からのアクセスを遮断してしまっても大した影響はないと思います。

リンク否認やDMCA侵害を行う手間はどうか

うちの場合、スパムリンクが増えすぎて、該当サイトのリンク審査に時間がかかりすぎて社員が疲弊していたというのもあります。

ま、疲弊っていうのは誤解がありますが、無駄な時間を取られていたのは事実です。せっかく「【東雲流】リンク否認ファイルの作り方・更新方法」で素早くリンクを監視する方法を考えたのに、大量スパムリンクに時間を取られている状況は本末転倒でした。

これも私が海外アクセスを遮断した理由の一つですね。

DMCA侵害は完コピあるいはほぼコピーされている場合の話ですね!リンク否認よりDMCAのほうが時間がかかるので面倒です!

サイトの順位は絶対に落ちないといい切れるか?落ちたとしても生活に影響はないか?

ウェブマスターフォーラムを見ていると、スパムリンクは無視でOKという意見を持っている人が多いです。

私も多少のスパムリンクなら無視してOKだと思います(それでもスパムレポート&リンク否認&DMCA申請はやった方が良いと思いますが。)

でも、なにもしてない状態で、サイトの順位が落ちてしまったら意味がありません。

そもそも

  • スパムリンクを全てタイムリーにGoogleが把握しているとは限らない(システム処理のタイムラグだってあるはずだし)
  • ドメインオーソリティーの強いサイトがハッキングされて自分のサイトが完コピされたら、自分のサイトがコピーサイトと判断される可能性は大いにある(私自身が体験済)

という問題があります。ようはGoogleは完全では無いということです。(それでも昔に比べればスパムサイトへの対処レベルは格段に上がったそうです。)

仮にいま、スパムリンクを付けられているサイトがあなたにとって唯一無二のサイト(そのサイトからしか売上がないとか)だったら?と考えてみて下さい。

サイトが落ちたら生活が成り立たないとかだったらヤバイですよね。基本スパムリンクは無視してもOKですが、それによって順位が落ちた場合の責任は自分にあります。誰も売上の補填なんてしてくれません。

この点についてもしっかりと考えて、判断を下すようにしてください。

実際問題、スパムリンクが原因で順位が落ちることはあります。私も経験してます。

いくら良いサイトでも、自分のサイトが持っている閾値をスパムが超えてくれば順位は下げられてしまいます。(この辺は渡辺さんの競合会社に大量のスパムリンクを張りつけてGoogleランキングを落とすことは可能か? ::SEM R (#SEMR)が参考になるかも。閾値の考え方。)

私の他にもこちらのブログ。

20代の大腸がん闘病記 | 食事療法と生活習慣の改善でガンを克服しました

もスパムリンクで順位が下がってしまった事があるようです(今現在アクセスが戻っているのかどうかは知りませんが。)

ちょっとタイトルがショッキングなブログですが、中身は非常に濃いガン闘病記です。コメントも沢山ついていますし、記事内容も現にガンで苦しんでいる人にとっては有益で勇気を与えてくれるようなものが多いです。(医学的にどうかは分からないですけど)。

おそらくナチュラルなリンクも相当数付いていたと思います。でも大量スパムで順位が圏外に落ちてしまったそうです。

どんだけ良いサイトを作っていても、スパムリンクのレベルが自サイトの閾値を超えてくれば順位が落ちる可能性はあります。Googleは完全ではありません。

小見出しまとめ

以上、私が考慮に入れた点ですかね。上記を総合的に判断して私は海外アクセスの遮断を決定しました。

多言語サイト運営者の人は大変ですね。海外からのアクセスを切ろうにも切れない問題があるので・・・。

参考になるかもしれないGoogleウェブマスターヘルプフォーラムの記事

最後に参考になりそうならウェブマスターフォーラムの記事を貼って終わりにします。

自サイトのコピーサイトが大量に作られ、詐欺サイト?に誘導されてしまいます。 – Google プロダクト フォーラム

ま、誘導サイトに飛ばされる場合には上記を参考にすれば良いかと思います(ほとんどの私の今回の記事でも書いてるけど。)

大量コピーHP(リンクも)がロシア・東欧ドメインで貼られ続けています – Google プロダクト フォーラム

これは今回の私の例ですね。非常に長いですが、読む価値ありです。途中で先ほど紹介した大腸がんのブログの方もコメントされているので、そちらのフォーラム記事も合わせて読んで下さい。一応、以下でも貼っておきます。

ハッキングされたサイト群からの被リンク&丸々コピーによるスパム認定について – Google プロダクト フォーラム

下記の記事は過去のドメイン所有者が悪さ?をしていた場合の話。

いきなり『サイトへのリンク』に大量のリンク – Google プロダクト フォーラム

最後にコレ。スパムサイトによって大量に404エラー&被リンクが付けられた話。

スパムサイトからの不正リンクによる404エラー – Google プロダクト フォーラム

ミラーサイトからのリンクで順位が下落することはあるのか?ウェブマスターオフィスアワーでのGoogleの中の人の回答

2017年6月28日に開催されたウェブマスターオフィスアワー。

該当の質問は33分53秒から。

Google 金谷さんのご回答はというと、具体的なURLが無いので回答のしようがないホニャララ。

そういうことが「有り得るのか有り得ないのか、どっちなんだい?」という、単純な質問であって別に具体的なURLとかは必要ないと思うんですけどね。回答にあたって。

本当、歯切れが悪いなぁ。

普通に有り得るっていえば良いのにね。有り得ないワケはないんだから。

以上、お疲れ様でした。