advack

東雲です。

このカテゴリーでは、ASPの特徴等々についてまとめていきたいと思います。今回紹介するのは「ADVack(アドバック)」というASP。「ライフタイムコミッション」と呼ばれる珍しいタイプの報酬制度を取り入れているASPです。

今回の記事では、このASPの評判やLTC制度の意味などを紹介していきたいと思います。

そもそもライフタイムコミッション(LTC)とは?

LTCとは、提携サイト経由で入会したユーザーが契約を続けている限り、広告主が毎月提携サイトに報酬を支払うという仕組みの事を言います。その代わり、初月(あるいは初回)の報酬額が通常のアフィリ報酬よりも低く設定されます。

日本では、あまり流行していませんが、本場アメリカでは「レンタルサーバー」など、その後継続的に契約が発生する案件などでLTCが採用されている事も多いです。

確か2012年ぐらいに日本でも徐々に広がっていきそう!みたいな気運が有りましたけど、思いの外伸び悩んでますね。

ADVackの運営会社:株式会社サイトスコープの紹介

ADVackそのものを紹介する前に、ADVackを運営している会社や中の人がどんな人なのか、紹介していきます。

株式会社サイトスコープ

ADVackを運営しているのは株式会社サイトスコープという会社です。会社概要を見てみると、2014年1月現在で資本金7,000万円、資本準備金3,000万円、合計資本1億という結構大きな会社です。主要株主には、アクセストレードを運営している株式会社インタースペースが名を連ねています。

社長は久納 英明さんという人が務められており「名古屋ではたらく社長ブログだもんで」というブログを運営されています。

2010年にはベンチャー通信編集部が選ぶ”ベストベンチャー100″にも選ばれており、非常に勢いのある会社です。

サービスとしてはADVackのようなASPサービスだけでなく、メディア事業として「とれまが」という投資家に人気のメディアだったり、投資系SNSの「カブトモネット」の運営をされています。また、これら以外にもソリューション事業として企業向けのWEB制作やプロダクト開発なども行っており、割りと手広く事業を展開している感じです。

ADVackの基本情報と特徴点

運営会社 株式会社サイトスコープ
最低支払金額 1,000円以上
振込手数料 支払5,000円以上:無料
支払5,000円未満:500円
報酬支払いサイクル 月末締め~翌月末払い
サイト審査有無 有り
強いジャンル アプリ案件多数。クレジットカードやFXなどの金融案件に力を入れたい模様。
備考 単発報酬だけでなく継続報酬(LTC)も有り
HP 公式サイト
Twitterアカウント

ライフタイムコミッション採用ASP

先ほども紹介したようにADVackの一番の特徴はLTCを採用していることです。以上。

報酬の換金は申告制

報酬の換金は申告制です。電脳卸と同じです。A8.netなど他の大手ASPみたいに、報酬が貯まった時点で自動振込処理が行われる制度が採用されておりません。なので、換金申請を忘れると永遠に報酬は手に入りません。

Advackの利用規約第5条13項にも以下のように記載されています。

成果報酬は、発生した月の月初を起算日として6ヶ月を超えて交換されない、もしくは本サービス退会時において交換されなかった成果報酬については失効するものとする。

報酬金額が5,000円未満の場合には、振込手数料が500円取られるので、出来れば5,000円以上貯めてから換金申請をしたいところです。しかし、利用規約にもあるように発生した月の月初を起算日として6ヶ月間換金されていない報酬は失効となってしまいますので、この場合は5,000円未満しか貯まって無くても換金処理してしまいましょう。

ADVack(アドバック)の問題点

私は2013年位にアドバックというASPの存在を知りました。丁度、参入しているジャンルの案件で継続課金案件も有りましたので、実際にADVackのリンクを使った事も有ります。

その過程で、色々とアドバックの問題点も見えてきましたので、以下でまとめていきます。

LTCじゃない案件ばかり増える

ライフタイムコミッションが売り!という割に、LTCじゃない案件ばかり増えているのが気になります。実際、管理画面でLTC制度を採用している案件を検索した所、2016年12月10日時点で15件程度しか有りませんでした(*)。

* クローズド案件は件数に含めていません。私も見れないので。
全ての広告主がLTCに好意的というわけでも有りませんし、私達アフィリエイターにとっても必ずしも有利になるわけでもないので、難しいところですが「LTCがADVackの魅力です!」と言うのであれば、もっとLTC案件を増やして欲しいですね。

報酬が確定しても請求できるのは翌月

普通のASPであれば、報酬確定月に当該月の報酬額としてカウントされますよね。しかし、ADVackは報酬確定月の翌月の報酬額としてカウントされます。

  • 普通のASP・・・10月に確定した報酬は10月度の確定報酬としてカウント
  • ADVack・・・10月に確定した報酬は11月度の確定報酬としてカウント

報酬支払サイクルが換金申請月の翌月(つまり1ヶ月後)なので、A8.net等と比べて支払いサイクルが遅い訳ではないのですが、意図的に確定報酬を遅らせる意味が分かりません。ここは改善して欲しいところです。

合計確定報酬が分かりにくい&訴求して一発で見れる画面はあるが過去半年しか見れない

ValueCommerceやリンクシェアなど合計確定報酬が一発で見れないASPって有りますよね。アドバックもそれに該当します。

正確に言うと、見れるには見れるんだけど一発で見れる画面には過去半年分しか表示されない。管理画面がこちら。

ね?今、これ書いてるのは2017年3月ですけど、2016年10月~2017年3月までの6ヶ月間しか単月の売上(確定報酬)が見れません。半年以前のものは2016年9月以前として一括りにされてしまいます。

アドバックの報酬管理画面

いや、これ確定申告の時とか本当に困りますよ。わざわざ半年で区切る意味が分かりません。社員数を増やしてオフィスも新しくして!とかやってる暇あるなら、まずこっちを直した方が良いんじゃないでしょうか。

後述するように、現状では確定日付も分からないのですから、自分で遡って売上を集計することも出来ません。確定申告で単月毎の正確な数字を記帳したいのであれば、忘れずに報酬管理画面をキャプチャーでもしとけという事でしょうか。

あまりにもユーザー(アフィリエイター)を軽視しすぎです。

クリック日時や売上発生日時が分からない

アドバックは売上の発生日は分かるのですが、クリック日時や売上が発生した時間が分かりません。また確定処理が行われた日も分かりません。

不明点

クリック日時が分からなければ、当然CVワードのチェックが出来ません。細かい分析をしたい人(どの位置に掲載した広告から発生したのかetc)にとっては、厳しいASPです。

また、売上発生日は分かるものの、発生した時間帯が分からないので詳細な売上分析が出来ません。リスティングやディスプレイ広告を回す時などは、時間帯によって広告出稿をオフにしたり、入札単価に強弱を入れる事も有るので、こういう大事な情報が見れないというのは地味に辛いです。

東雲的評判とまとめ

私自身一度だけLTCのリンクを使って案件に取り組んだこと有ります。ただ、やっぱり情報が全然取れないのがネックですね。

継続的に報酬が発生するシステムは非常に魅力的なのですが、どの売上が継続課金の対象になっているのか管理画面からは全く分かりません。現時点で何件継続案件が走っているか、という点も分からないのでアフィリエイターとしては結構不安です(売上をチョロマカされるんじゃないかとか)。

会社HPを見るに、オフィスを増やしたり・移転したりしているので業績は好調のようですが、そんなことをする余裕が有るのであれば、もっとLTC案件を増やす努力をして欲しいし、サービス面の改善もして欲しいなというのが私の正直な感想です。

ただ、他のASPではクローズドになっている案件がADVackだとオープン案件になっていたりすることも有るので、そういう意味で登録自体はしておいて損は有りません。

メモ:FX案件はセルフバック可なので、これからFXを始めようと思っている人は使ってみても良いかもしれませんね。ただ、扱っているFX案件は2件しか無くて尚且つ業界トップのFX会社でも無いのが痛いところですが。